
東日本大震災から2週間くらい経った頃、瓦礫の中に「がんばろう、石巻」という大きな看板が立てられました。その年の夏に、看板の周りに育ち、開花し始めた一本のひまわり。そのひまわりは、津波によりどこからか流れ着き、津波にも塩害にも負けずに咲いたそうです。そのたくましい姿に勇気をもらった人たちは、そのひまわりを「ド根性ひまわり」と呼ぶことにしたそうです。その種が代々受け継がれ、今年は吉川中の中庭にも種をまきました。今年咲くと12世となります。毎日、生徒が水やりをしてくれています。中庭のひまわりに負けず、吉中生もぐんぐん成長してほしいと願っています。
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